編集後記
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思いがけず、沢山のご高齢の方々からの原稿や貴重な資料を頂感激。思い出されたくもないであろう「記憶」を辿り、文字にされる「つらさ」も書面から伝わり、申し訳ない思いでいっぱい。また中に、戦時中にもかかわらず「ほのぼのとした出来事」を拝読し、こちらも「ほっ」と一息。感謝 (池辺悠子)
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戦後60年、戦争体験者は高齢化しています。いかなる戦争も犠牲になるのは民間人です。戦争を知らなくても、いまのイラクの現状を見れば解ります。軍隊は、沖縄での証言でも明らかなように、決まって民間人を守りません、このような記録を若い人たちに知らせなければ、残さなければと思いました。 (中野京子)
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私の父は満州の国民学校で教えていて、戦後大混乱の中、帰国したそうです。生意気盛りだった私が、戦争体験を語り継ぐべきだと言った時、とても言葉にすることが出来ないと黙したまま60歳で逝ってしまいました。そのときの父の苦しそうな悲しそうな顔を思い出します。 (岡村ひさ子)
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心が動かされました。社会科の時間などでぜひ子供たちに紹介したいと思います。戦争は絶対にしてはいけない。 (武井 誠 中学校教員)
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東京大空襲の様子がとても生々しくすごい体験だったと思いました。戦争のない世の中にしたいのですが・・・。 (町田武俊 中学校社会科教員)
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心を打つ体験談の数々。戦争の悲惨さを風化させないためにも、語りつないでいかなければならないことだと思います。戦後60年、日本国憲法あってこその平和だったと思います。その平和憲法が変えられようとしています。大変なことです。 (上田典男 元教員)
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文章は書けないけれど、と85歳の知り合いは貴重な体験を語ってくれました。「体験記」の後ろにも眼を向けなければ・・・。 (高比良伶子)
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14歳のとき、群馬県太田市で空爆の体験あり。被爆60年、原爆絵画展13回、戦争体験者も年々減り若い世代に残したい。核廃絶を求める。やるきゃない様ですね。 (千吉良 協)
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3年前の「被爆体験記」に続き、2冊目の「戦争体験記」。当初の予想を超えた反響で戦時中の資料なども提供され、絵画展で一緒に展示したい。この体験記を多くの方に読んでもらう責務を強く感じます。 (白石俊夫)